1192さん主催の第6回くどオフのシングルバトル部門で使用したGBA構築です。
結果は3勝3敗で予選落ちでした。
【構築】
カビゴン@食べ残し/免疫
生意気 257-131-96-85-176-46
のしかかり/火炎放射/カウンター/鈍い
ルンパッパ@光の粉/すいすい
図太い 183-*-134-111-121-94
ハイドロポンプ/冷凍ビーム/宿り木の種/光合成
ラティオス@オボンのみ/浮遊
臆病 171-*-101-173-131-168 (理想値:172-*-101-173-131-168)
サイコキネシス/ドラゴンクロー/めざ炎/瞑想
メタグロス@ラムのみ/クリアボディ
意地 179-183-151-*-111-118
コメットパンチ/地震/リフレクター/大爆発
ゲンガー@クラボのみ/浮遊
臆病 157-*-89-151-97-178
サイコキネシス/冷凍パンチ/鬼火/道連れ
バクーダ@先制の爪/マグマの鎧
勇敢 175-132-90-128-104-74
地震/火炎放射/めざ水/大爆発
以下解説。
構築作成の経緯
道連れゲンガーの初手性能の高さに注目して組み始めた。
ゲンガー@クラボのみ サイコキネシス/冷凍パンチ/鬼火/道連れ の構成にすることで、
となり、それぞれの対面で引くことなく一定の働きが期待できる。
特殊技を2つ持つ場合のゲンガーは、鋼への打点として電気技(or炎のパンチ)が準必須という固定観念があったが、
「メタグロスは最悪道連れで1:1交換できる」と考えればサイコキネシス+冷凍パンチの組み合わせで採用できることに気付いた。
水・鋼・ヘルガーへの打点を軽視して、サンダー・ヘラクロス・竜・同族への打点を重視したということである。
「道連れゲンガーの初手性能の高さに注目して」とは言ったもののそれでもゲンガーは毎試合選出するほどのキャラではなく、
試合を決定付けるような性能があるわけでもないため、メインの勝ち筋を考える必要がある。
ということで、今回はリフレクターメタグロス+瞑想ラティオスを起用することにした。
メタグロスについては先日こちらの記事にも書いたことで、
>鉢巻メタグロスは非常に性能が高いキャラではあるのだが、ここ1~2年程度で登場した逆風となる要素として、
>・身代わりで積みの起点にする
>・カウンターエアームド(フォレトス)
>・(カウンター)カビゴンを爆発処理する動きに待ったをかける守るカビゴン
といったものが挙げられるため、同じく初手性能が高く、カビゴンやメタグロス対面でも行動が安定するリフレクター持ちの採用とした。
ここまでは比較的対面寄り(直線的)な形に仕上がったため、それに合わせる形で鈍いカウンター型のカビゴンを採用(カビゴンミラーでも強めな型)。
カビゴンは、(初手)メタグロスサンダー対面での引き先・汎用特殊受けであり、自らが決定力となることができる。
ノーマル技/カウンター/鈍いまでは確定として、サブ技は構築の残りの2体とも連動して決めることになる。
(鈍いの枠に関しては自爆も選択肢になると考えていたら、オフ当日も話題になった。)
基本的にはここまでの4体を積極的に選出していきたく、残りの2体とカビゴンのサブ技で穴埋めを考える。
残りの2体とカビゴンのサブ技で見たい相手が、サンダース+メタグロス・岩・鬼火ヘルガー・レアコイル・受け構築・身代わり構築などである。
カビゴンのサブ技は炎技・雷・地震・シャドーボールなどが考えられるが、
ダースグロス入り相手にカビゴンを選出できないのは窮屈だと思い、まず炎技or地震の2択とした。
地震はダースグロスと岩タイプを同時に見れるものの、
攻撃技がノーマル技地震の2つだとエアゲンガー入りに大穴が空くため難しくなると思い、無難に範囲が広い炎技を選択した。
残る対岩タイプ・鬼火ヘルガー・受け構築・身代わり構築を埋める2体は、
同じくリフレクターメタグロス入り構築であるバクーダ入り金属音サンダーと同様にルンパッパ+先制の爪バクーダとした。
このあたりは他のキャラの選択肢も十分に考えられる。細かい調整については個別に解説する。
個別解説
並び順に解説。 ※ダメージ計算は理想値前提で、命中率・急所・追加効果等を非考慮
カビゴン (選出回数:3回/6戦 勝率:1/3)
- 火力
- 耐久
- 194サンダーの金属音→10万ボルトを残飯込みで93%で2耐え [257+16]119~141
- 194サンダーの雷を残飯×2込みで3耐え [257+32]76~90
- 194ファイヤーの晴れ大文字を残飯込みで2耐え [257+16]113~133
- 132までのスイクンの(+2)波乗りを残飯×2込みで3耐え [257+32]81~96
- 素早さ
- 麻痺状態の最速ライコウ+1
バクーダ入り金属音サンダー構築のものから配分を変更。
特殊耐久に若干寄せ、金属音サンダーへの性能を高めることにした。
金属音サンダー⇔瞑想ラティの行き来を考える時、ラティはヘラクロスを通しやすくサンダーを通しにくいため、
裏のカウンターカビゴンの配分方針はBに厚い方が良いと思っていたが、C170台以上のサイコキネシス持ちラティならその限りでもないと気付き、Dに厚くすることにした。
ルンパッパ (選出回数:0回/6戦 勝率:-)
- 耐久
バクーダ入り金属音サンダー構築のものから配分を変更。
CやSに割いているメリットを実践上感じなかったので、耐久に寄せることにした。
水技は、ヘルガーを1発で仕留めるためにハイドロポンプを選択した。
この枠に関しては実は考えが浅く、元の構築では岩地面へのクッション・雨オムスターへの詰み解消(+ヘルガー入りへの選出幅を持たせる)枠として採用しているものの、
今回の構築はオボン瞑想ラティオスが採用されているため対雨オムスターは詰みではなく、一応地面に圧力もある。
ということで、組んでいる時もオフ当日もルンパッパの採用にはしっくりきていなかったが、代わりが思いつかなかった。要検討。
ラティオス (選出回数:3回/6戦 勝率:2/3)
- 耐久
- 205メタグロスの鉢巻コメットパンチをリフレクター・オボン込みで99.7%で2耐え [172+30]86~102
- 素早さ
- 最速100族+1
リフレクターメタグロスとの連携を前提とした、攻撃技3つのオボン瞑想型。
過去にリフレクター瞑想型を考えたこともあったのだが、メタグロスへの打点としてめざ炎or波乗りがほしい関係で
一致技がサイコキネシスorドラゴンクローのどちらかしか採用できず、配分や立ち回りが窮屈になるという印象だった。
そこで、今回はリフレクターはメタグロスに任せて一致技2つ+めざ炎を採用し、
ヘラクロスへの対面性能(ヘラクロス入りにゲンガー抜きのラティグロスカビ選出ができる)、
同族への打点、鋼への打点、残飯カビゴンへの遂行速度を維持することができた。
メタグロス (選出回数:5回/6戦 勝率:3/5)
- 火力
- 耐久
- 素早さ
- 準速65族,最速55族+1
バクーダ入り金属音サンダー構築のものと同様。
ゲンガー (選出回数:4回/6戦 勝率:2/4)
- 火力
- 171-101ボーマンダを冷凍パンチで1発 [171]173~204
- 耐久
- 194サンダーの雷を92.3%で耐える [157]136~160
- 205(204)ボーマンダの鉢巻めざ飛を79.5%(92.3%)で耐える [157]137~162(136~160)
- 素早さ
- 最速
冒頭にも書いた理由で鬼火道連れ型を採用。
道連れゲンガーを使用するのは実は初めてで、メタグロスと1:1交換できるだけでなく交代際追い打ちヘルガーブラキも連れていける、
爆破耐性持ちのサマヨマルドも連れていける(受け構築にゲンガーを出せる)など便利な部分もあるのだが、
やはり鈍い眠るカビゴンへの隙が大きくなることを実感した。
電気技や大爆発を切ったことによって水への対面性能が低下したことも気になったため、
道連れ型で使うとしても10万ボルト/冷凍パンチ/鬼火/道連れ@クラボのみ がいいのかなと思った。
バクーダ (選出回数:3回/6戦 勝率:1/3)
- 火力
- 耐久
バクーダ入り金属音サンダー構築のものと同様。
対戦結果
■予選
- PKマスタさん ×
カビゴン メタグロス サンダー ゲンガー ミロカロス トドゼルガ
→ カビゴン ミロカロス メタグロス | poe:ゲンガー メタグロス ラティオス
- ダースさん ○
サンダー バシャーモ ハガネール ギャラドス メタグロス カビゴン
→ サンダー カビゴン ギャラドス | poe:ゲンガー メタグロス ラティオス
- カズーイさん ×
カビゴン メタグロス サンダー ゲンガー ラティオス ヘルガー
→ ラティオス カビゴン (メタグロス) | poe:バクーダ カビゴン ゲンガー
- senaさん ×
メタグロス ラティオス スイクン カビゴン ゲンガー サンダー
→ スイクン サンダー カビゴン | poe:メタグロス カビゴン バクーダ
- stoicさん ○
カビゴン ジュカイン サンダー ゲンガー メタグロス ヤドラン
→ ヤドラン ジュカイン カビゴン | poe:メタグロス カビゴン バクーダ
- 桂馬さん ○
メタグロス ゲンガー カビゴン レジロック スイクン サンダー
→ サンダー レジロック カビゴン | poe:ゲンガー メタグロス ラティオス
■参考(フリー対戦)
- CANDYさん ○
ライコウ ヘラクロス ゲンガー ソーナンス バシャーモ スイクン
→ ライコウ ソーナンス バシャーモ | poe:メタグロス ラティオス (ゲンガー)