poe式パンセ

すのーさん主催の第6回関東バトレボオフで使用したGBA構築です。

後期シングル(ラティあり)
前期シングル(ラティなし)

後期シングル(ラティあり)

【構築】

ハピナス＠先制の爪/天の恵み
穏やか　330-*-61-95-187-94
10万ボルト/冷凍ビーム/自己暗示/卵産み

エアームド＠食べ残し/頑丈
腕白　171-100-209-*-90-94
ドリル嘴/カウンター/撒き菱/吠える

ラティアス＠クラボのみ/浮遊
臆病　185-*-110-130-151-178 (理想値:187-*-110-130-151-178)
ドラゴンクロー/波乗り/吠える/自己再生

ラグラージ＠カゴのみ/激流
呑気　207-131-156-105-110-72
地震/ハイドロポンプ/鈍い/眠る

ゲンガー＠オボンのみ/浮遊
臆病　163-*-93-151-96-168
10万ボルト/サイコキネシス/鬼火/眠る

アーマルド＠ラムのみ/カブトアーマー
意地　182-159-120-81-131-67
ロックブラスト/はたき落とす/剣の舞/眠る

以下解説。

Twitterで呟いていたことなど。

カビゴンがいない構築に強い選出

カビゴンがトップメタといっても、実戦では全ての構築にカビゴンが入っているわけではない。
ここに、「カビゴンがいない構築に強い選出」を考える意義がある(カビゴン入りへの別選出は前提として)。
例えば、ハピナス+エアームド+ラティアスという選出はカビゴン入りにはとてもできないが、相手にカビゴンがいなければ強い選出だということが分かった。
他には、カビゴン+水+サンダー選出などが考えられる。
基本選出にはなり得ないが、オプションとして覚えておくと選出幅が広がるということである。

受け構築のガン受け選出

ハピエアラティアス、ハピラティマルド選出などができる時は、ガン受け状態に近い。
受け構築におけるエアームドの対カビゴンは安定しないため、ハピナス+エアームドを固定すると基本選出のラストは対カビゴン+αが必須になる。
そういった事情の中で、例えばハピ水サマヨ選出などはヘラクロスに抜かれるが、(エアームド抜きの)ガン受け選出の方向性は考えていきたい気もする(選出幅の開拓)。

金属音電磁波サンダー＠食べ残し

第3回くどオフにてこーじさんが使っていた型。
今まで見たことがなかったが、電磁波の麻痺で残飯回復や金属音のターンが稼げて面白そうだと思った。
自分も考えてみたが、火力・耐久・素早さのどれも重要で調整が難しい。
また、「金属音眠るサンダー」「電磁波眠るサンダー」「CS金属音サンダー」に比べて、運用目的がはっきりしていない分使いこなすのが難しいといった感想(結局テッカダースに入れてみた)。
テッカダース以外だと、壁か爆破あたりを絡めるのが良さそう。
この型に着想を得て、竜舞電磁波ギャラドス＠残飯も気になっている。

ライコウエア

第4回くどオフにてシンさんが使っていたライコウエア。
古くはstoicさんが使っていた組み合わせで、カウンターエアームド・地震カビゴンなどの登場で今後に注目か。
従来の受け構築におけるカビゴンは地割れ型が見られたが、地震持ちは対エアゲンガーサマヨをライコウに丸投げしつつグロスサイドンに大きめのダメージが入る、というのが面白い。
詳細はシンさんの記事を参考に。

第4回くどオフ使用構築
 ライコウエアを考える

電磁波威張るサンダース

第4回くどオフのすのーさんの使用構築や、第1回GBAドラフトオフでyasuさんが電磁波威張る＠残飯で使用していた。
電磁波威張る型のサンダースは起点作りキャラとしては優秀な反面、短命なイメージを持っていた。
しかし、電磁波威張るの粘りに加えて残飯まで持てば場持ちも良く、サイクルも回せていた。
電磁波威張るサンダース+威張るゲンガーは煮詰めれば面白いかもしれない。

穏やかHDサンダー

1192さんが去年使っていた穏やかHDサンダー。
これがハピエアに入りうると唐突に思い、ハピエア構築の新たなパーツとして考えている。
ラティアスだとどうしてもメタグロスに弱いので、グロス入りにエアームドorラグラージ選出の必要性があり、選出幅が狭くなってしまっていた。
毒光の壁ハピナスはゲンガーに弱いので、対ゲンガーや優秀な耐性を保ちながらメタグロスに厚くできるキャラを考えたところ、穏やかサンダーが挙げられたのである。
ラティアス+対カビゴン枠を選出するとあと1枚で対グロスが必要になるところを、穏やかサンダー+対カビゴン枠選出でそのあたりを緩和したいという狙いである(グロス入りゲンガー入りへのハピエア以外の強力な選出)。
もしサンダーが151ゲンガーの冷凍パンチ3耐えと172バシャーモの剣舞起死回生耐えを両立できれば、より評価が上がっていた。
ここから発展して、最近この型を気に入って地震カビパにも入れている(ゲンガー入りに対する選出枠圧縮が嬉しい)。

カビゴンミラーの相性

鈍いを絡めたカビゴンミラーの相性は、
地割れ＞鈍いカウンター＞鈍い＞カウンター＞非地割れ鈍いカウンター　といったところ。
このミラーの構図と、カビゴンの採用が主軸的なのか補完的なのかを考えることで、色々な型が腑に落ちてきた。
地割れ型はカビゴンミラーで強いもののサイクルでの崩し速度が安定しないので、ミラーに強めで崩し速度も安定する鈍いカウンター型が個人的には評価が高い。
カビゴンミラーに弱い型は特に、裏で対カビゴンを含めた決定力を出す必要がある。
自爆型はこのあたりの相性関係を曖昧にしながら1:1交換できる。

地震カビゴン

鈍いカウンターカビゴン→鉢巻爆パンメタグロスというメタの進行から、カビグロス対面の相性関係がより不安定になった。
そこで、カビゴン側としては交代際のメタグロスの蓄積を増やす方向性になるか→地震カビゴン。
今のところ、のしかかり地震カウンター鈍い＠残飯からスタートするのが良さそう。
詳細については以下を参照。

GBA 地震カビゴンについての考察 - https://togetter.com/li/1158962