【概要】
GBA対戦において対策するべき組み合わせの一つとして、サンダース+メタグロスというものがある。
ダースグロスは、鉢巻メタグロスをサンダースの願い事や身代わりバトンタッチでサポートすることで、
メタグロスを長持ちさせながらサイクル崩壊を狙う組み合わせである。
基本形としては以下のものとなる。
サンダース@食べ残し/蓄電
臆病 161-*-81-131-135-190
10万ボルト/願い事/身代わり/バトンタッチ
メタグロス@拘り鉢巻/クリアボディ
意地 175-204-151-*-111-103
コメットパンチ/地震/ヘドロ爆弾or捨て身タックル/岩雪崩
メタグロスのヘドロ爆弾や捨て身タックルはカビゴン+水orサンダーといった組み合わせに対して有効な技で、
サイクルの長期化を狙うダースグロスの志向と噛み合う技である。
3体目の選出は、この2体に一貫している地面に対するギャラドス、ゲンガー等が考えられる。
以下、対策について記載する。
【対策】
- 炎技+カウンターカビゴン
☆立ち回り:サンダースに後出しベース
ダースグロスに一貫している炎技で身代わりを割り、カウンターでメタグロスを仕留めることができる。
炎技はサンダースのバトン先に比較的一貫しやすいが、鉢巻グロスとの同居が考えられるキャラの中では
ラムサイドンや竜舞マンダ等に注意したい。
- ガラガラ
☆立ち回り:サンダースに後出しベース
骨ブーメランはダースグロスに一貫している地面技であり、身代わりを割りながらメタグロスにダメージを入れることができる。
ただ、浮いているキャラへのバトンとの択ゲーになってしまうという欠点がある。
余談として、ロックブラスト持ちのサイドンやアーマルドに耐性があるのがダースグロスの強さでもある。
- 電磁波サンダーギャラドス
☆立ち回り:メタグロスとの対面ベース>メタグロスに後出しベース
サンダーギャラをメタグロスと対面させ、電磁波の一貫性を作る(第3世代は蓄電に電磁波が通る)。
ダースグロスの弱みの一つである状態異常を絡める対策である。
- 瞑想スイクン
☆立ち回り:メタグロスとの対面ベース
メタグロス起点のスイクンで瞑想を積んで詰ませにいく。
HSベースの身代わり守る残飯型でもHBベースの眠るカゴ型でも可。
HBベースのコメットパンチへの後出し以外は、後出しからでは間に合わないため注意が必要。
☆立ち回り:メタグロスに後出しベース
鉢巻グロスを比較的安定して受けられ、一貫している地震を撃つことができる。
浮いているキャラを強く呼ぶため、そこから打開できる仕組みを作っておきたい。
- 吠えるフシギバナ
☆立ち回り:サンダースに後出しベース
サンダースに繰り出せて吠えるで身代わりを飛ばすことができる。
エアームド等の撒き菱と組み合わせたいところか。
- 炎のパンチトレースサーナイト
☆立ち回り:サンダースに後出しベース
一貫している炎のパンチで身代わりを割り、メタグロスの上から鬼火を撃つことができる。
トレースサーナイトはソーナンス対策で採用したいキャラでもあるため、
サイコキネシス/炎のパンチ/鬼火/瞑想という構成だとソーナンス+ヘルガーに無抵抗になってしまうという欠点がある。
※2016/1/24 追記
C166程度のめざ水持ちであれば、ダースグロス、ナンスヘルガーを同時に見ることができる。
- 地球投げ(or炎技)+カウンターハピナス
☆立ち回り:サンダースに後出しベース
地球投げで身代わりを割り、カウンターでメタグロスを仕留めることができる。
地球投げ+カウンターで技枠を2つ消費しているため、ハピナスとしての汎用性は高くない。
地球投げ一つを持っていれば、最低限サンダースに後出しすることはできる。
- その他地面・炎など
☆例:ラグラージ、フライゴン、バクーダ、ヘルガー、ファイヤー、バシャーモ
一貫している地面・炎技で選出・立ち回りを歪ませることができる。
3体目の繰り出しを誘い、そこから打開できる仕組みを作っておきたい。
ある程度の汎用性を保ったダースグロス対策はこれくらいだろうか。
また、サンダーグロス等で鉢巻グロスの一貫を消すなどの立ち回り単位での対応方針もある。
素直にサイクルを回して対抗しようとすると崩されてしまいがちなので、何らかの対策を組み込んでおきたいところである。