ビーンさん主催の第1回関東BWオフで使用したBW2シングル構築です。
結果は4勝2敗でした。
【構築】
バンギラス@ジャポのみ/砂起こし
意地 207-173-131-*-148-82
ストーンエッジ/追い打ち/ステルスロック/吠える
ドリュウズ@地面のジュエル/砂かき
陽気 185-184-84-*-85-154
地震/アイアンヘッド/剣の舞/電磁浮遊
ラティオス@ドラゴンジュエル/浮遊
臆病 155-*-102-181-130-177
流星群/竜の波動/めざ炎/寝言
グライオン@毒々玉/ポイズンヒール
陽気 169-133-145-*-95-157
地震/炎の牙/身代わり/守る
ボルトロス@ゴツゴツメット/悪戯心
臆病 171-122-96-154-100-179
10万ボルト/めざ氷/馬鹿力/挑発
スイクン@水のジュエル/プレッシャー
呑気 207-95-148-142-135-95
ハイドロポンプ/冷凍ビーム/絶対零度/神速
概要
※くろもちさんのこちらの構築を参考にさせて頂きました。
この構築を金銀風に言うならばドリュウズグライオンダブルエースといったところ。
ニンテンドウカップ2000との最大の違いはエースの同時選出が可能であることだろう(頻度は少ないが)。
※この表現はVenomさんのBW1期のフシギバナ+フーディン構築の記事から引用。
ドリュウズとグライオンという性質の異なるエースが同居しており、
ドリュウズが苦手なキノガッサにグライオンが強めで、グライオンが苦手なガブリアスを電磁浮遊ドリュウズで見れるという相性補完も良い。
バンドリグライまでの3体の弱点を埋められるラティオスとスイクンがすんなり入り、
最後の1体はレパルダスなどの悪戯心系統や一部の展開構築の対策かつ、受け構築を崩す一端となるゴツゴツメットボルトロスを採用して完成とした。
個別解説
※ダメージ計算は特記しない限り命中率・急所・追加効果等を非考慮
ドリュウズ・グライオン・ラティオスのサポート役。
技構成は、一部の特殊への遂行技のストーンエッジ、ラティオス等を狩る追い打ち、決定力補佐のステルスロック、起点回避の吠える。
パルシェンとの対面で殻を破られた場合に倒し切れるように岩技はストーンエッジとした。
バンギグライ視点のバンギラスとしては電磁波も入れたいところだが、どの技も切れなかった。
持ち物はジャポのみで、襷持ち地面入りに後手に回らずに展開できる点が良い。
他には気合の襷、ヨプのみ、タンガのみ、イバンのみ、レッドカード、メンタルハーブあたりも候補になるかもしれない。
砂下において高い制圧力を持つポケモン。
電磁浮遊が風船のように働き、風船持ちに比べて技範囲が狭まる代わりに強化アイテムを持たせることが可能になる。
この構築では、剣の舞を積むタイミングがなくても火力を出せる地面のジュエルを持たせている。
配分は、構築全体としてドリュウズ入りミラーの勝ち筋が少ないため陽気最速とし、Aを少し削ってBに割いた。
電磁浮遊持ちなので、200ガブリアスの逆鱗や133グライオンの炎の牙を高確率で2耐えできるようにした(CSラティオスとほぼ同等の物理耐久指数になる)。
バンドリに一貫している水・格闘・地面に耐性を持つ高火力ポケモン。
キノガッサとカバルドンへの択を増やす+その他の催眠対策としてジュエル寝言型で採用した。
めざ炎があることで、ハッサムやナットレイ入りに選出しやすくなる。
配分は臆病CS振り。上記の計算結果の他には161パルシェンの(命の珠)氷の礫のダメージがかなり変わるため、端数はBに振った。
砂下における詰ませ性能を持ち、催眠耐性を自然に確保できるポケモン。
バンギグライに寄せている構築ではないが、それでも特定選出を抑制する力があるだろう。
技・配分方針ともに一般的な、HP振り眠るスイクンを地震×3+砂ダメージ×3で倒せるもの。
サブ技はハッサムとナットレイへの速い打点となる炎の牙とした。
グライオンミラーに強い技ではないため、バンギグライミラーは他から崩す必要がある。
この構築はローブシンに対してグライオンで麻痺待ちするルートがないが、ローブシンのHPが192以上であれば、
砂下のみがまも1サイクル(ドレインパンチ回復込み)でHPを3ずつ削れて16サイクル+地震でローブシンを半分程度削ることはできるようだ。
悪戯心系統や一部の展開構築の対策であり、エアームド入りなどの硬い並びを崩す一端として採用した。
これらの構築に限らず、ドリュウズもグライオンも出しにくい並びに対しても選出する。
採用理由から型はゴツゴツメット型に自ずと決まる。
サブ技はバンギラスなどへの打点になる馬鹿力。
バンドリに一貫している水・地面・格闘(キノガッサ以外)と打ち合えるポケモン。
ここまでの5体だけではバンギラスと対面したローブシンの冷凍パンチを受けられないため、それを緩和することができる(気合パンチは厳しい)。
ドリュウズ受けが厚いバンギグライに対しては、スイクン+αで崩すことを狙いたい。
型はローブシン・ハッサム・ウルガモス等を素早く削れる+後続への負担を掛けられるHC振りのジュエルハイドロ型とし、
硬い並びを突破したり不利な状況を打開したりできる絶対零度、襷持ち等に有効な神速を持たせた。
ミラーコートを持たせて対キングドラを緩和するのも選択肢になるか。
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久しぶりにBW対戦がたくさんできて楽しかったです。
主催のビーンさん、スタッフや参加者の皆さん、この記事を読んで下さった方、ありがとうございました。