第2回関東エメラルドオフのチーム大会で使用したラティあり後期シングル構築です。
結果は個人4勝1敗、チーム6勝9敗でした。
【構築】
ジュペッタ@オボンのみ/不眠
腕白 170-135-121-*-92-85
シャドーボール/鬼火/電磁波/呪い
カビゴン@ラムのみ/免疫
慎重 255-131-117-*-156-51
のしかかり/シャドーボール/カウンター/自爆
ラティアス@食べ残し/浮遊
臆病 187-*-111-130-150-178
ドラゴンクロー/甘える/瞑想/身代わり
ラグラージ@拘り鉢巻/激流
やんちゃ 175-178-115-105-99-108
地震/のしかかり/岩雪崩/ハイドロポンプ
バシャーモ@カムラのみ/猛火
無邪気 155-141-90-162-81-145
大文字/起死回生/剣の舞/身代わり
ソーナンス@ウイのみ/影踏み
図太い 290-*-121-*-83-56
カウンター/ミラーコート/アンコール/道連れ
以下、簡単に解説。
構築について
関東エメラルドオフはそこまでガチ対戦オフではないという趣旨なので、面白いキャラを使おうと思いジュペッタからスタートした。
ジュペッタは、第3世代の最終進化系で呪い+電磁波を両立できる唯一の存在で、不眠でフシギバナやキノガッサなどにも強いという特徴を持っている。
起点作成後のエースとしては甘える身代わり瞑想ラティアスとバシャーモを起用し、
この型のラティアスは相手のメタグロスが大きな障壁となるため、1:1交換が可能なウイのみソーナンスを採用。
単純に、甘える身代わり瞑想ラティアス+ウイのみソーナンスの2体の組み合わせの時点で対応範囲が非常に広い。
残りはここまでで薄いハピナス絡みの並びを崩せる鉢巻ラグラージ、困った時に選出できるカウンター自爆カビゴンを入れて完成とした。
構築全体としてソーナンスへの依存度が高く、ジュペッタはこういう立ち位置のキャラにありがちな「相手の○○がラムのみや身代わりを持っていない」と決め打ちして選出・行動しなければならない場面が頻発するため、圧倒的に強いという構築ではないと思われる。
個別について
※ダメージ計算は特記しない限り命中率・急所・追加効果等を非考慮
- HP
- 呪いでオボンのみが発動するよう2n
- 素早さ
- 無振り
呪い+電磁波で起点作成ができ、電磁波の効果がない地面には鬼火を入れることができる。
これらの技は身代わりに非常に弱いが、シャドーボールが最低限の火力は出せるためスイクン以外の大抵の身代わりは壊せる。
今回の大会では選出機会がなかったが、それなりの性能は持っていると思った。
また、先制の呪いによる自身へのダメージで瀕死になった場合は、大爆発などと同様にターンカットが起きる。
カビゴン
- 火力
- 素早さ
- 4振り
いばみがハピナス+秘密の力威張るエアームド構築の流用。
出し負けしにくい型で使いやすいなと再認識した。
ラティアス
- 耐久
- 178カビゴンの(-2)のしかかりを身代わりが97.4%で耐える [187]39~46
- 素早さ
- 最速
この型のラティアスはカビゴンを容易に突破できる(=カビゴン絡みの特定選出を詰ませられる)型として個人的に評価が高かったのだが、
ここ最近ちょくちょく使い始めたところ実際とても強い。
当然ながら、対メタグロスの方針はしっかりと組み立てておきたい。
ラグラージ
- 素早さ
- 準速ハピナスナッシー+1
ハピエアゲンガー(repackage)構築の流用。
強い型がいくつか知られているラグラージであるが、がむしゃら型はハピナスの突破が難しいため今回は鉢巻型を採用した。
バシャーモ
- 火力
- 素早さ
- 最速
いばみがハピナス+秘密の力威張るエアームド構築の流用。
この構築はゲンガーやサマヨールに薄めであるため、大文字で強引に突破しにいく場面を想定してCS振りとした。
ソーナンス
- 耐久
こちらの記事とほぼ同様。
メタグロス+ソーナンスの並びにはルール上選出できず、選出した際の対鉢巻メタグロスの仕事も後出しからでは完璧ではない点に注意したい。
対戦ログ
一部メモが途切れているため若干の誤差があるかもしれません。
■予選
- カズーイさん ○
サンダー メタグロス サマヨール レジアイス ソーナンス カビゴン
→ レジアイス サマヨール カビゴン | poe:カビゴン ラグラージ バシャーモ
初手で電磁波とのしかかりを打ち合い、こちらはラムを消費する。
ラムを消費したカビゴンとサマヨールが対面する状況は避けたいためラグラージに交代すると、同時に相手もサマヨールに交代。
ラグラージサマヨール対面で鬼火を食らう覚悟で地震を選択すると、相手はレジアイスに交代して瀕死→カビゴン。
カビゴンを地震→地割れ外し→地震の流れで倒し、最後は対サマヨール。
鬼火を食らいながら地震を1発当て、眠るターンにバシャーモに交代して大文字2発でサマヨールを倒して勝利。
- つきのきさん ○
バシャーモ カビゴン スターミー サンダー プテラ メタグロス
→ スターミー カビゴン プテラ | poe:カビゴン ソーナンス ラティアス
初手で電磁波とのしかかりを打ち合い1発で麻痺を引き、お互いにラムを消費する。
その後もしばらくのしかかりを打ち、お互いに麻痺状態となる。
自己再生をするであろうターンでソーナンスに交代し、上からアンコールをしてラティアスに展開する。
その後、試合が長引きつつも甘える身代わり瞑想ラティアスが3体を倒して勝利。
- ふぉんでゅ。さん ○
サンダー ゲンガー メタグロス ソーナンス ニョロボン ハピナス
→ メタグロス サンダー ハピナス | poe:カビゴン ラグラージ バシャーモ
初手はラグラージに引くと、リフレクターを貼られる。
リフレクター状態で悠長な行動は取りにくいため地震を選択すると、相手はサンダーに交代。
カビゴンに交代すると電磁波→ラムを消費し、サンダーはメタグロスに交代する。
再びカビゴンメタグロス対面で、大爆発がカビゴンに当たってしまうのが対サンダーを考えると一番の負け筋で、
相手の最後の1体を考えるとラグラージの方を残しておきたいかなと思いバシャーモを後出しすると、大爆発で1:1交換となる。
死に出しカビゴンニョロボン対面を作られると危ないためラグラージから出すと、ラグラージサンダー対面となる。
めざ草ケアでカビゴンに交代すると、めざめるパワーを撃たれる。
その後ハピナスを繰り出され、ラムを消費したカビゴンと(いばみが)ハピナスの対面は危険であるためラグラージに交代して電磁波を無効化する。
ハピナス→サンダーに一貫している岩雪崩を選択すると交代したサンダーに命中し、1発で倒すことに成功。
最後の対ハピナスは一度カビゴンに交代して拘りを解除、いばみがに若干もたつくも自爆で身代わりを割りながら退場し、上から地震で倒して勝利。
- ブイさん ○
カビゴン ガラガラ サンダー メタグロス ゲンガー ラティオス
→ サンダー メタグロス ラティオス | poe:カビゴン ソーナンス (ラティアス)
初手でのしかかりを打つと、相手はメタグロスに交代。
ソーナンスに交代すると大爆発で1:1交換される。
死に出しカビゴンラティオス対面からリフ瞑想ラティオスをカビゴンで倒し、サンダーも自爆で倒して勝利。
- 野上さん ×
ヘラクロス ソーナンス サンダー メタグロス カビゴン ラティオス
間違えてソーナンスを選出してしまい反則負け。
大会の運営で集中力が切れていたのかもしれませんが、初歩的なミスを犯してしまって大きな反省点です。
その後、改めて対戦させて頂きました。
→ カビゴン ラティオス メタグロス | poe:カビゴン ラグラージ (ラティアス)
初手はカビゴンでのしかかりを打ち合い、お互いに麻痺を引いてこちらはラムを消費する。
相手のカビゴンの持ち物は食べ残しでもラムでもない、ということは恐らくカゴ持ちでカウンターはないかなと思い、ラグラージで殴りに行くプランを選択する。
まひるみ期待+裏の浮いているキャラに通る岩雪崩を選択すると、2回ひるみを引いてカビゴンを突破してラティオスを繰り出される(実はフィラカウンター型だったようで危なかった)。
安易にカビゴンに交代するのは嫌な感じがしたためそのまま岩雪崩で突っ張ると、ラティオスは威張る。
ここでラグラージが動いてくれたため、身代わりが貼れないくらいまでHPを削ることに成功(ラティオスの持ち物は食べ残しではないようだ)。
一旦カビゴンに引くとラティオスは自己再生をする。
その後カビゴンでラティオスを突破すると、相手の最後の1体はメタグロス。
カビゴンが混乱しておりカウンター失敗の可能性があるためラグラージに交代すると、メタグロスは自己暗示を選択していて怖い。最後は地震で倒して勝利。
最後に
今回初めてチーム大会を企画し、運営に余裕がなかったかもしれないのですが、無事に成功して良かったです。
個人的にもプレイヤーとして大会に参加でき、楽しい時間を過ごせました。
次回以降にどのような企画を行うかは未定ですが、今後もよろしくお願い致します。
チームを組んでくれためらるばさん・くどやんさん、スタッフ・参加者の皆さん、ありがとうございました。