stoicさん主催の第4回エメラルドミーティングで、前期シングルの対戦をしました。
ここでは使用構築と、対戦内容について触れていきたいと思います。
【構築】
レジアイス@カゴのみ/クリアボディ
穏やか 187-63-121-147-247-70 (個体値:31-31-31-31-30-30)
冷凍ビーム/10万ボルト/眠る/大爆発
ミロカロス@食べ残し/不思議な鱗
図太い 202-*-144-120-145-102
波乗り/毒々/守る/自己再生
ボーマンダ@竜の牙/威嚇
控えめ 171-*-107-170-100-152 (個体値:31-19-31-30-31-31)
ドラゴンクロー/大文字/ハイドロポンプ/めざ電
ヘラクロス@拘り鉢巻/根性
意地 155-194-95-*-139-113 (個体値:31-31-30-15-30-30)
メガホーン/瓦割り/めざ岩/気合パンチ
ソルロック@オボンのみ/浮遊
意地 175-135-105-*-112-90
岩雪崩/リフレクター/光の壁/大爆発
フーディン@ラムのみ/シンクロ
控えめ 131-*-66-204-106-171 (個体値:31-6-31-30-31-30)
サイコキネシス/めざ炎/瞑想/アンコール
以下解説。
前期シングルの概要
こちらの記事からそのまま引用。
■参考:RSシングル関連リンク集 - https://writening.net/page?NE388d
GBA前期シングルとは、いわゆる「ルビーサファイア環境」とも称される、FRLG発売以降の要素は使用できないというルール。
ラティアス・ラティオスに関しては、従来の考察を踏襲する形で現状では使用禁止としている。
そうした中で、レジアイス・ミロカロス・ボーマンダ・メタグロスを中心とした後期とは少し異なるゲームが展開されている。
キャラプールとしては後期に比べて電気が弱く(サンダーライコウサンダースがいない)、カビゴンゲンガースイクンハピナスも不在で、ボーマンダが決定力として強いというところから始まり、
といった部分に注意しながら構築を組む必要がある。
構築作成の経緯
鉢巻ヘラクロスを使いたくて組んだ。
前期シングルの鉢巻ヘラクロス入りといえば、ウホホウホさんの鉢巻ヘラクロス+ミロカロス+ソルロックという並びが、
相手のボーマンダをミロカロスとソルロックの2枚で厚く見ながらレジアイスや水を起点にヘラクロスから決定力を出せる形になっている。
それに倣ってヘラクロス+ミロカロス+ソルロックからスタートし、
の3体を入れた形とした。
メタグロスに対して明確に後出し可能なキャラがミロカロスのみで、眠らないミロカロスはHD残飯どくまもメタグロスに誤魔化されてしまうが、そこはヘラクロスやフーディンの突破力でどうにかしたい。
個別について
- こちらの記事を参照
- 171-101ボーマンダを(-1)大爆発で92.3%で1発 [171]170~200
- 178ボーマンダのハイドロポンプを耐える [175]144~170
- 72ギャラドスのハイドロポンプをオボン込みで99.3%で2耐え [175+30]88~104
- ヘラクロスを使うにあたり、ミロカロスと2枚でボーマンダを厚く見る
- ノーマル飛行地面耐性+両壁+大爆発と、構築にほしい要素を持っている
- エスパー+炎耐性を持っている点も優秀で、瞑想エスパーを爆破処理できる
- Aに振った分をBに回すと、対205ボーマンダの鉢巻捨て身タックルがより安定する
- 控えめCS振り
- 187-111メタグロスをめざ炎で2発 [187]98~116
- 対ヘラクロスがボーマンダ1枚では不安があるため、上から叩ける要員として採用
- 瞑想エスパーミラーやレジスチルを見てアンコールを搭載(前期シングルではアンコールと炎のパンチの両立不可)
- レジアイス+ミロカロスを崩せるのは瞑想エスパー共通で、フーディンは耐久が低い反面ヘラマンダケッキング等の上を取れることが利点となる
対戦ログ
vs ウホホウホさん
ヘラクロス ミロカロス ソルロック ボーマンダ フーディン ギャラドス
ヘラクロス入りの5体ミラー。こちらのレジアイスの枠が相手はギャラドスで、特殊に薄い代わりにヘラクロスやメタグロスに厚くなっている。
ヘラクロスが拘り鉢巻持ちだと予想すると、ボーマンダは特殊型の可能性が高い。
ミロカロスはボーマンダ(特に特殊型)に強いが、ヘラクロス・ギャラドス・フーディンの起点になってしまう。
ミロカロスの裏をボーマンダ+フーディンと選出するとヘラクロス・ギャラドスはだいたいケアできるが、ミロカロスに対してフーディンを合わせられるとやや厳しい。
このため今回は全般的になるべく対面で処理する方針で、ボーマンダ+フーディン+ヘラクロスと選出した。
T0:ボーマンダギャラドス対面 両者に威嚇が入る
→相手の初手はギャラドス。こちらは引き先もいないため、素直にめざ電を選択する。
T1:ボーマンダめざめるパワー(ギャラドス残りHP僅か) ギャラドス竜の舞
→ギャラドスのHPが残り僅かになったが眠るを持っているかもしれないため、引き続きドラゴンクローではなく最高打点であるめざ電を選択する。
T2:ギャラドスめざめるパワー(等倍・ボーマンダ残りHP5.5割程度?) ボーマンダめざめるパワー ギャラドス瀕死→ボーマンダ
→ギャラドスを倒すことに成功し、ボーマンダが繰り出される。やはりこのままボーマンダで撃ち合うしかないため、ドラゴンクローを選択する。
T3:相手のボーマンダが先制し、ドラゴンクローでこちらのボーマンダが瀕死→フーディン
→相手のボーマンダはやはり特殊型か。また、こちらが先制されたということは、相手のボーマンダは同速orS補正or先制の爪持ち。ここで、特殊型ボーマンダに対するDに厚いヘラクロスはボーマンダが飛行技を持っていなければ対面で1回は行動できるため、ヘラクロスを先に繰り出して鉢巻めざ岩を撃つことも考えたが、194ヘラクロスの鉢巻めざ岩ではボーマンダが耐久無振りでも低めの乱数でしか倒せないことからフーディンを先に繰り出すことにした。フーディンの行動は、瞑想を積むと相手が裏からアンコールフーディンを繰り出してきた場合に不利になってしまうため、サイコキネシスから入る。
T4:フーディンサイコキネシス(ボーマンダ残りHP4割程度) ボーマンダドラゴンクロー(フーディン残りHP3割程度)
→攻撃技を撃ち合う形となった。このままサイコキネシスを選択する。
T5:フーディンサイコキネシス ボーマンダ瀕死→ヘラクロス
→相手の最後の1体はヘラクロス。引き続きサイコキネシスを選択する。Dに厚いヘラクロスにサイコキネシスを耐えられてフーディンが倒されたとしても、こちらの最後にヘラクロスが残っているためほぼ問題ないだろう。